今井荘

August 14, 2019

どうして日本に来たの?台湾人の友達に、ふと聞いてみたことがあった。

ん〜日本に呼ばれたかな、と。

 

雑誌の1ページの特集のたった1枚の写真をチラッと見ただけで、

ここに行きたいと思い、何年も頭の片隅に居座り続ける場所があった。

 

1度目は高校生の時に、Casa Mira(Barcerona)の綺麗なブルーの屋根と

凝った窓ガラスの外観を写した夜の写真を見たとき。今でも覚えている。

大人になってから訪れたその場所は、やっぱり最高で惹きつけられた。

 

2度目は数年前、革の一人がけチェアとそのチェア越に大きな窓、

そこから見える空と海だけの写真。

祖母の家でパラパラとめくっていた雑誌の一コマ。

ここに行きたい、そう思ったけど場所も名前も記憶できずに、

あの写真の風景だけを鮮明に憶えていた。

昨年、お世話になっていた方がその場所(お宿)を訪れている写真をSNSに載せていて、

 ここは私が行きたかった場所だとすぐにわかった。

そんなきっかけが手伝ってこの夏に訪れることに。

 

今井荘という兵庫県赤穂にある、先代からの海の家を素敵な空間に作り上げた場所。

ホテルも宿も旅館も、なんとなくしっくりこない。

今井荘という名前がぴったりな素晴らしい海の家。

 

https://imaiso.com

 

 

 

バルセロナを訪れた時と全く同じ感覚で、来るべくして来た、冒頭の彼女のように呼ばれた

という表現が近い。

 

 

自分の作るバッグにたまに話しかけます。割と真面目です。

一緒にいろんな場所に行こうね、世界を旅したいね、私を連れていってねと。

 

 

 あなたと一緒にここに来ることができてよかった。と。

 

 

 

自家製のドリンクも、洒落た朝食も、一品一品出来たてをいただける

お刺身、煮付け、天ぷら、塩焼き、お吸い物、鯛飯と、お夕飯の

お魚フルコースもとってもとっても美味しくて

身体も心も喜びでいっぱいだった。

 

日々大量の情報を目にする、文字情報に限らず昨今は画像や動画の比率が多い。

視覚から得られる情報はものすごく多く、その膨大な情報の海の中から自分の脳にピンナップされるものはほんの一握り。

いいねと思うことはあっても、そこにフィジカルに関わることはさらに一握り。

 

だからこそ、惹かれる不思議が不思議で興味がある。

きっとまた訪れる場所。

 

今井荘の今井さんにどうしてここを?と聞いた時に聞かせてくださったお話がとても素敵だった。

 

この場所の魅力に気づかせてくれた人が居たと。

自分では近すぎて、当たり前すぎて見ているのに見えていないことはたくさんある。

 

何がやりたいかわからない、そんなことを耳にすることが多かったこの頃、

こうして人との出会いから自分の向かいたい先が見つかることもあるかも。

じっと部屋でスクリーンに向かっていて見つからないなら

行ってみる、誘われたらとりあえず。

感性に引っかかったら行ってみる、とりあえず。

 

何かに繋がるなんて誰もわからないけど

可能性0%と0.000000001%は大きく違うと信じて。

 

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